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韓国のコロナ新規感染者 6日ぶり800人台=連休で検査数減少

記事一覧 2020.12.28 10:58

【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は28日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から808人増え、累計5万7680人になったと発表した。市中感染が787人、海外からの入国者の感染が21人だった。1日当たりの新規感染者数は前日(970人)に比べ162人少なく、2日連続で1000人を下回った。ただ、クリスマスだった25日からの3連休中に検査件数が減った影響もあるとみられ、感染拡大の勢いが鈍化したとは言い切れない状況だ。

新型コロナウイルス検査を受けるため並ぶ人たち(資料写真)=(聯合ニュース)

新型コロナウイルス検査を受けるため並ぶ人たち(資料写真)=(聯合ニュース)

 この日の新規感染者数は22日(867人)以来、6日ぶりに800人台に下がり、14日(718人)以来2週間ぶりの低水準となった。

 だが、この1週間でみると1日平均1013人、このうち市中感染は984人と、なお高水準だ。政府は28日までの予定だった防疫対策「社会的距離の確保」のレベル強化を来年1月3日まで延長することを決めた。首都圏は上から2番目の第2.5段階、首都圏以外の地域では第2段階を維持し、年末年始の防疫に注力する。 

 この日新たに確認された市中感染者は787人で、前日から159人減った。地域別にみると、ソウル市が297人、京畿道が188人、仁川市が45人で、首都圏が530人を占めた。

 首都圏以外では慶尚北道が45人、忠清南道が35人、釜山市が34人、忠清北道が30人、江原道が27人、慶尚南道が25人、大邱市が24人、光州市が12人、済州道が11人、全羅南道が7人、大田市が3人、世宗市が2人、蔚山市と全羅北道がそれぞれ1人だった。

 新たにソウル市陽川区の療養施設で28人、仁川市の託児所で12人の感染がそれぞれ確認されている。またソウル市の東部拘置所の感染者は計528人に、忠清北道の3郡にまたがる病院関係の感染者も計214人に増えた。

 一方、海外からの入国者で新たに感染が確認されたのは21人だった。このうち8人は空港や港湾での検疫で判明し、13人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。

 死者は前日から11人増えて計819人となった。韓国国内の平均致死率は1.42%。

 重篤・重症患者は295人と、前日から2人増えた。

 27日の検査件数は3万1895件で前日に比べ5102件少なく、平日との比較でも2万件ほど減った。陽性率は2.53%。

 中央防疫対策本部は毎日午前に同0時時点の新型コロナ感染者数を発表している。

仁川国際空港で入国者を案内する防疫関係者=27日、仁川(聯合ニュース)

仁川国際空港で入国者を案内する防疫関係者=27日、仁川(聯合ニュース)

1日当たり新規感染者数の推移。現在は流行の第3波で、12月25日には1241人を記録した=(聯合ニュース)

mgk1202@yna.co.kr

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