全入国者への隔離解除前の検査推進 変異種流入で=韓国
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2020.12.28 14:18
【ソウル聯合ニュース】英国で感染が広がっている新型コロナウイルス変異種の韓国流入が確認された中、政府はさらなる流入への対応として、全ての入国者に対する隔離解除前の検査実施を推進する。政府の中央事故収拾本部の尹泰皓(ユン・テホ)防疫総括班長が28日の会見で、こうした追加措置を講じていることを伝えた。
尹氏は、日本のように外国人の新規入国を禁じるべきとの主張もあり得るだろうが、これまで取ってきた入国管理措置が効果的に機能しているとし、その延長線上で強化された措置を取ると説明した。
英国で9月に初めて発見された変異種のウイルスは、既存のウイルスに比べ感染力が約70%高いとされる。韓国政府は23日以降、英国からの航空便の運航を中断し、英国からの全ての入国者に対し2週間の隔離解除前の検査を義務付けた。
同本部の孫映レ(ソン・ヨンレ)戦略企画班長は「英国からの入国者は(自主隔離に)入るときに1回、終わるときに1回の二重チェックにより厳しく管理するシステムになっている」と説明した。
tnak51@yna.co.kr
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