韓国の新規コロナ感染者824人 2日ぶり1千人下回る
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2021.01.02 10:52
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は2日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から824人増え、累計6万2593人になったと発表した。市中感染が788人、海外からの入国者の感染が36人だった。
1日当たりの新規感染者数は前日(1029人)から205人減り、2日ぶりに1000人を下回った。先月28日(807人)以来、5日ぶりに800人台に減少したが、新年の連休で検査件数が減った影響もあるとみられ、感染拡大の勢いが弱まったと判断するのは早い。集団感染が発生したソウル東部拘置所の収容者と職員全員を対象とした検査の結果次第では今後1日の新規感染者数が再び1000人を上回る可能性がある。
新たに確認された感染者のうち市中感染者は788人で、前日(1004)に比べ216人減った。
地域別にみると、ソウル市が246人、京畿道が222人、仁川市が70人で、首都圏が538人を占めた。首都圏以外の地域では慶尚南道が35人、忠清北道が34人、江原道が31人、大邱市が29人、釜山市が26人、慶尚北道が18人、蔚山市が17人、光州市が13人などだった。
一方、海外からの入国者で新たに感染が確認されたのは36人で、前日に比べ11人増加した。14人は空港や港湾での検疫で判明し、22人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。
死者は前日から25人増えて計942人となった。韓国国内の平均致死率は1.50%。重篤・重症患者は前日より7人増え、361人となっている。
1日の検査件数は3万3481件で、前の日に比べて2万1957件減った。
中央防疫対策本部は毎日午前に同0時時点の新型コロナ感染者数を発表している。
hjc@yna.co.kr
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