現代・起亜自の20年販売635万台 コロナで海外市場不振
記事一覧
2021.01.04 18:18
【ソウル聯合ニュース】韓国の現代自動車と子会社・起亜自動車は4日、両社の2020年の販売台数は前年比11.8%減の計635万851台だったと発表した。
国内市場では現代自動車が2002年(79万4台)以来最多、起亜自動車は過去最多の販売台数を記録し好調だったが、新型コロナウイルスの影響で世界的に自動車需要が萎縮し、全体の販売台数は減少した。
現代自動車の昨年の販売台数は計374万3514台で、国内が前年比6.2%増の78万7854台、海外が同19.8%減の295万5660台だった。
国内では大型セダン「グレンジャー」が14万5463台を売り上げ、4年連続国内1位、年間10万台を記録するなど市場をリードした。
またエコカーの躍進が目立ち、ハイブリッドモデルの販売台数は前年比48.7%増の6万6181台となった。
同社は今年、電気自動車(EV)専用プラットフォーム(車台)「E―GMP」を採用した「アイオニック5」の発売をはじめ、本格的にEVのラインアップを拡大する計画だ。
高級車ブランド「ジェネシス」は計10万8384台を売り上げ、初めて年間販売台数10万台を突破した。
現代自動車は今年、国内74万1500台、海外341万8500台の計416万台の販売目標を示した。
起亜自動車は昨年、国内で前年比6.2%増の55万2400台、海外で同8.7%減の205万4937台の販売台数を記録した。
国内市場で昨年最も売れた中型セダン「K5」(8万4550台)を含むKシリーズの販売台数(15万6866台)は3年連続で新記録を達成した。
起亜は今年の販売目標として、国内は53万5000台、海外は238万7000台の計292万2000台を提示した。
ynhrm@yna.co.kr