Go to Contents Go to Navigation

サムスントップがAIや6Gの研究拠点訪問 開発状況を点検

記事一覧 2021.01.06 16:07

【ソウル聯合ニュース】韓国・サムスングループの経営トップ、李在鎔(イ・ジェヨン)サムスン電子副会長は6日、人工知能(AI)や高速通信規格「6G」などの次世代技術を研究するサムスンリサーチ(ソウル市瑞草区)を訪問し、これら技術の開発状況を点検した。

4日、半導体の中長期戦略を点検するため平沢事業所を訪れた李在鎔氏(サムスン電子提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

4日、半導体の中長期戦略を点検するため平沢事業所を訪れた李在鎔氏(サムスン電子提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

 同所で各事業部担当の社長らと開いた会議で、李氏は「未来の技術の確保は生存の問題。変化を読み取り、未来を先取りしよう」「ひたすら会社の価値を高め、社会に貢献することに専念しよう。リーディングカンパニーとして数十倍、数百倍の責任感を持とう」などと呼び掛けた。

 会議には消費者家電(CE)部門長のキム・ヒョンソク社長、スマートフォン(スマホ)事業を担うIT・モバイル(IM)部門長の高東真(コ・ドンジン)社長、承現峻(スン・ヒョンジュン、セバスチャン・スン)サムスンリサーチ所長らが出席した。

 サムスンリサーチは傘下にグローバルAIセンター、次世代通信研究センター、ソフトウエア革新センターなどを置き、有望分野の先行技術の研究開発(R&D)を担っている。AI分野ではAI技術を組み込んだスマホやテレビ、家電の機能革新に関する研究、次世代通信分野では6Gの中核技術に対する研究をそれぞれ行っている。昨年から所長を務めている承氏は、AI分野の世界的権威として知られる。

 李氏は4日にソウル近郊・京畿道の平沢にある半導体工場を、5日には京畿道・水原でネットワーク設備の生産ラインを視察した。年明け早々から半導体のシステムLSI(大規模集積回路)やAI、6G事業の現場を相次いで訪れ、新型コロナウイルス後の時代の成長エンジン確保に動いている。李氏は先ごろ、欧米の通信大手の没落と中国企業の猛追に危機感を示し、「真の超一流企業、持続可能な企業を築く」と語っていた。

 一方、李氏は前大統領の朴槿恵(パク・クネ)被告らへの贈賄罪などに問われており、差し戻し審の判決公判が今月18日に予定されている。判決によっては再び収監される可能性もあり、来週までに国内の事業所などを相次いで訪れ、事業戦略や主要懸案に対処するとみられている。

tnak51@yna.co.kr

キーワード
注目キーワード
スクラップの多い記事
more
more
ホーム ページのトップへ
情報をお寄せください
聯合ニュース日本語版では、イベントの開催告知、取材案内、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報をお待ちしております。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。
お問い合わせ
聯合ニュース日本語版に関する記事やコンテンツ使用などについてのお問い合わせは( japanese@yna.co.kr )へ。 イベントなどの開催告知、取材要請、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報も同メールアドレスで受け付けています。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。