韓国入国時にコロナ陰性証明書提出 8日から全外国人対象に
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2021.01.07 09:02
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部によると、8日から全国の空港で、外国人の入国者に対し新型コロナウイルス感染症の陰性証明書の提出が義務付けられる。現地出発前72時間以内に受けたPCR検査の陰性証明書が必要だ。港湾でも15日から外国人入国者に同じ措置が取られる。
英国や南アフリカ共和国などを中心に感染力の強い新型コロナウイルス変異種の感染が急速に拡大していることから、韓国政府は変異種の国内流入を防ぐため、すべての外国人に陰性証明を求めることを決めた。
韓国では変異ウイルスの感染者が5日までに12人確認されている。このうち11人は英国から、1人は南アフリカからの入国者だった。その多くが空港の検疫、または入国後の自主隔離中に陽性と判明した。
これを受け韓国政府は、海外からの入国者の防疫管理を一層強化している。特に英国と南アフリカからの入国者については、発熱の基準を37.5度から37.3度に引き下げたほか、入国後3日以内と隔離解除前の2回の検査実施、新規の査証(ビザ)発給制限などの措置も取った。
英国からの航空便も運航を停止している。
mgk1202@yna.co.kr