拿捕タンカーの早期解放へ「多角的努力」 韓国大統領府
記事一覧
2021.01.07 16:33
【ソウル聯合ニュース】韓国船籍のタンカーがホルムズ海峡近くのペルシャ湾でイラン革命防衛隊に拿捕(だほ)された問題で、韓国の青瓦台(大統領府)高官は7日、「最も重要なのは国民の安全」として、「早期解放のため、多角的な努力を傾ける」との方針を明らかにした。
タンカーには船長を含む韓国人5人とミャンマー人11人、インドネシア人2人、ベトナム人2人の計20人が乗船していた。
同高官は在イラン韓国大使館が船員全員の安全を確認したと伝えた。
韓国の銀行にイランの資産70億ドル(約7200億円)が凍結されている問題を巡り、イランのロウハニ大統領が文在寅(ムン・ジェイン)大統領に2回にわたって親書に送ったとの報道に関しては、「事実関係を確認しているが、通常、首脳間の親書は相手国の立場があって公開しないこともある」と述べた。
kimchiboxs@yna.co.kr