韓国国防相「バイデン政権と作戦統制権の早期移管を推進」
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2021.01.07 21:22
【ソウル聯合ニュース】韓国の徐旭(ソ・ウク)国防部長官は7日に出演したテレビ番組で、米連邦議会から大統領選当選を正式に認められた民主党のバイデン次期大統領が新政権を発足させれば、同盟国との協力を強化するとの見通しを示した。また米軍主導の韓米連合軍が持つ有事作戦統制権の韓国軍への移管については、早期移管を推進するとの考えを明らかにした。
徐氏は「2週間後に発足するバイデン政権は、同盟、協力、(共通の)価値観を重視して、同盟国との協力を強化するとともに国際協調を拡大していくだろう」と見通した。
また作戦統制権の移管については、「現在は『迅速な移管』が国政課題になっている」とし、「バイデン政権発足後も連合防衛態勢を確立した中で作戦統制権の移管を推進していく」と話した。
徐氏は「そのために、バイデン政権が発足する前から多様なルートを通じてわが政府の立場を米国側に伝達している」とし、「作戦統制権の移管に必要な条件を一つ一つ備え、わが国の国防力が強化される方向にかじを取る」と説明した。
また「昨年10月に開かれた韓米の定例安保協議(SCM)に参加して堅固な韓米同盟を確認し、条件に基づいた作戦統制権の移管のためにも緊密に協力していくことを確認した」とし、「バイデン政権でも未来指向で相互補完的な同盟関係を発展させていく」と述べた。
yugiri@yna.co.kr
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