最大野党の支持率33.5% 6週連続で与党上回る=韓国調査
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2021.01.11 10:44
【ソウル聯合ニュース】韓国の世論調査会社、リアルメーターが11日に発表した最大野党「国民の力」の支持率は前週より3.1ポイント上昇した33.5%だった。与党「共に民主党」は0.4ポイント下落し、29.3%となった。
国民の力は先月第1週に共に民主党の支持率を上回ってから6週連続で優位に立っている。両党の支持率の差が最も大きくなったのは、12月第4週の4.5ポイントだった。
4月に市長の補欠選挙が実施されるソウル市では共に民主党の支持率が29.0%、国民の力が32.7%で、国民の党が3.7ポイント上回った。
両党の支持率の差は前週には0.3ポイントに縮まったが、再び広がった。
一方、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率は前週比1.1ポイント下落した35.5%で、6週連続30%台にとどまった。
不支持率は1.0ポイント上昇した60.9%。文大統領の不支持率は、今年に入ってから60%を上回っている。
リアルメーターは、共に民主党の李洛淵(イ・ナギョン)代表が言及した朴槿恵(パク・クネ)前大統領と李明博(イ・ミョンバク)元大統領の赦免問題、ソウル東部拘置所で発生した新型コロナウイルスの集団感染、共に民主党の国会議員が参加した会食の出席者の新型コロナ感染などが支持率に影響を及ぼしたと分析した。
調査はニュース専門テレビ局YTNの依頼を受け、4~8日に全国の18歳以上の2513人を対象に実施された。
ynhrm@yna.co.kr