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コロナ治療薬「国産第1号」なるか 重症化を54%減少=韓国・セルトリオン

社会・文化 2021.01.13 21:25

【ソウル聯合ニュース】韓国バイオ医薬品大手のセルトリオンが開発した新型コロナウイルス感染症の抗体治療薬「CT―P59」について、臨床試験の結果、患者が回復に要する期間を短縮し、重症化する可能性を低くすることが確認された。

セルトリオンの「CT―P59」(資料写真)=(聯合ニュース)

 セルトリオンは臨床結果をもとに、食品医薬品安全処に対し、条件付きで使用承認を申請しており、国産の新型コロナ治療薬の第1号が近く登場する見通しだ。現在、韓国で新型コロナの治療薬として認可を受けたのは米製薬会社ギリアド・サイエンシズのレムデシビルのみ。

◇重症患者の発生率54%減少 「医療システムの正常化への寄与期待」

 セルトリオンは13日、軽症から中症者の感染者327人を対象に実施したCT―P59の第2相臨床試験のデータを公開した。

 臨床試験は韓国、ルーマニア、スペイン、米国など計327人を対象に実施され、昨年11月24日に最終投薬が完了した。その結果、入院治療が必要な重症患者の発生率を54%減少させ、50歳以上の中症患者については68%減少させることが明らかになった。

◇回復期間を平均3日以上短縮 重大な異常反応なし

 CT―P59には感染者の発熱、せきなどの症状が収まるまでの期間を短縮させる効果も確認された。

 症状が消える臨床的回復を示すまでの時間はCT―P59を投与した場合5.4日で、偽薬を投与した場合の8.8日に比べ、約3日短縮された。特に中症、または50歳以上の中症の患者については、偽薬を投与した場合と比べ5~6日以上短縮された。

 臨床試験の過程で重大な異常反応などは報告されず、安全性も証明された。

 臨床結果を発表した嘉泉大吉病院のオム・ジュンシク教授(感染症内科)は「今回の臨床を通じてこの薬品が重症患者に発展する割合を顕著に低くすることや、早く回復させることができるという事実が証明された」と述べた。

◇10万人分の生産完了

 セルトリオンは先月29日、食品医薬品安全処に条件付きで使用承認を申請し結果を待っている。世界で開発中の新型コロナウイルス治療薬のうち、使用承認を行ったのはCT―P59が3件目となる。

 業界では今月末にも許可が出るとの見通しを示している。

 セルトリオンは許可が出次第、新型コロナウイルスの感染者に使用できるよう供給する方針だ。同社関係者は「すでに10万人分の生産を完了しており、今後の供給計画も準備している」として、「最大200万人分を生産する計画」と明らかにした。

 また、世界10カ国・地域で第3相臨床試験を行う方針だ。

yugiri@yna.co.kr

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