韓国統一部が北朝鮮党大会を分析 「南北関係改善の立場示した」
【ソウル聯合ニュース】韓国統一部は14日に出した北朝鮮の第8回朝鮮労働党大会の分析資料で、先端軍事兵器の導入や韓米合同軍事演習の中止など「根本問題」を解決する誠意ある態度を求めたとし、「南北関係の改善を求める立場を示した」と指摘した。
金総書記は党大会で韓国に対し、先端軍事兵器の導入や韓米合同軍事演習の中止を求め、「根本問題から解決しなければならない」などと述べた。
統一部は北朝鮮が「破局が迫る現在の北南関係を収拾して改善するための積極的な対策を講じていかなければならない」と指摘した部分に注目し、「積極的な対策を講じる」などの表現を使ったのは、北朝鮮が南北関係の修復の重要性を表明したものと分析した。
統一部当局者は「北は今回の党大会で南北関係と関連して留保の態度を見せた」とし、「南北関係について(対話)再開の重要性を表明し、板門店宣言など南北合意事項の尊重と履行、相手方に対する敵対行為の中止などを強調している」と分析した。
ただ、北朝鮮が解決を求める「根本問題」が直ちに受け入れるのが難しいことを考慮すれば、北朝鮮のメッセージを過度に肯定的に解釈したとの見方も出ている。
北朝鮮の米国に対するメッセージについても、「米国を最大の主敵と表現しながらも、朝米(米朝)間の対話の扉を完全に閉じてはおらず、トーンを調節した」と分析した。
また今回の党大会で降格したことが確認された金総書記の妹、金与正(キム・ヨジョン)氏については、党政治局候補委員から外され、党中央委員会委員となるなど、表面的には地位が下がったが、対外問題などでは金総書記の補佐役の中核という立ち位置は続く可能性があると指摘した。
与正氏は党での肩書もこれまでの第1副部長から副部長に降格したことが確認された。
経済部門については「経済政策室」を新設し、「客観的な評価に基づいて経済状況を改善させる意思を表明し、自力回復路線を中心に経済全般の整備と補強に焦点を合わせた」とし、北朝鮮が内的能力を強化することに注力したと判断した。
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