北朝鮮が推進「バーチャル平壌マラソン大会」 中止の見通し
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2021.01.21 12:35
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が新型コロナウイルス感染症を理由に「バーチャル形式」での開催を推進していた4月の平壌マラソン大会が、中止になる見通しだ。
中国・北京にある北朝鮮専門旅行会社「高麗ツアー」は21日にホームページで、「2021年の平壌マラソン大会の中止が確実視され、関連の旅行商品を(ホームページから)削除した」と伝えた。中止かどうかは2月末に確定するという。
同社は今月15日、北朝鮮で春に行われる平壌マラソン大会が今回初めてバーチャル形式で開催されると公表。北朝鮮に行く必要がないため、世界中のどこでも参加できると説明していた。だが、それから1週間で中止の見込みを伝え、大会関連の旅行商品の販売を中止した。
同社は一方、来年の大会は4月10日に開かれる見通しだとし、約1年後に出発する旅行商品の予約を早くも受け付けている。
北朝鮮は新型コロナの流入を防ぐため国境を封鎖し、昨年の平壌マラソン大会も中止した。
tnak51@yna.co.kr
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