韓国の次期外相候補「重大な責任感」 人事聴聞会の準備へ
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2021.01.21 11:43
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領から新たに外交部長官に指名された鄭義溶(チョン・ウィヨン)前国家安保室長が21日、任命に先立つ国会での人事聴聞会の準備に入った。同日午前、外交部庁舎近くの事務室前で報道陣から指名について感想を問われると、「国のために奉仕できる最後の機会だと思う。個人的に光栄なことだが、韓国の外交を取り巻く環境は厳しく、極めて重大な責任感も同時に感じている」と答えた。
文大統領は20日、康京和(カン・ギョンファ)外交部長官の交代を決め、後任に鄭氏を指名した。
鄭氏は、文大統領から指名と併せてどのような話があったかとの質問に、「指名を謙虚に、重々しい気持ちで受け止める」とし、まずは聴聞会を通過できるよう準備を進める考えを示した。
また、「長官に任命されたなら、文在寅政権が推進してきた外交政策がしっかりと仕上がり、朝鮮半島平和プロセスが根付くよう、最善を尽くす」と述べた。
国会の人事聴聞会は来月開催される見通しだ。
mgk1202@yna.co.kr