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コロナ防疫など糸口に南北対話再開図る 韓国統一部が業務報告

記事一覧 2021.01.21 17:10

【ソウル聯合ニュース】韓国の李仁栄(イ・イニョン)統一部長官は21日、青瓦台(大統領府)で文在寅(ムン・ジェイン)大統領に新年の業務報告を行った。

李仁栄統一部長官(資料写真、同部提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

 統一部は今年、新型コロナウイルス感染症の防疫や南北軍事会談の推進などを糸口に南北対話の復活を図る考えだ。

 主要課題として「朝鮮半島平和プロセスの推進を通じた非核化・平和体制の進展」などを提示し、同プロセスの前進に向け南北の連絡チャンネルを復活させ、最終的にはソウルと平壌への常駐代表部の設置を目指すと報告した。

 北朝鮮は昨年6月、韓国の脱北者団体による北朝鮮に向けた体制批判のビラ散布を問題視して韓国との通信線を一方的に遮断し、現在まで復旧させていない。

 統一部は、連絡チャンネルが復活すればまずは北朝鮮と新型コロナウイルスの防疫に関する協議を行い、感染症対応インフラ、アフリカ豚コレラ(ASF)防疫などに協議分野を広げていく方針を示した。コメや肥料支援などの協力策も検討するとした。

 また、南北軍事会談の開催や南北軍事共同委員会の稼働を模索し、2018年の南北軍事合意の履行を後押ししていく計画を報告した。

 北朝鮮との交流・協力の活性化も主要課題として提示した。

 国際社会の対北朝鮮制裁の対象となっていない酒類やミネラルウオーター、加工食品などを物々交換の形で取引する構想の実現を探るとしたほか、北朝鮮の開城や金剛山地域への「個別訪問」も経済協力再開を模索するための課題に挙げた。

 交流活性化に向け、今夏に開催予定の東京五輪への南北合同チームの出場などを北朝鮮に改めて打診する構想も明らかにした。

 ただ、統一部が提示した北朝鮮との協力事業のほとんどは北朝鮮が応じなければ進められないため、今年どれほど進展するかは未知数だ。

tnak51@yna.co.kr

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