「運転中にスマホ使用」3割以上 交通事故の恐れ=韓国
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2021.01.27 13:10
【ソウル聯合ニュース】韓国で運転者の10人に3人以上が運転中にスマートフォン(スマホ)を使用しており、交通事故の危険性が高いことが27日、国土交通部の調べで明らかになった。
同部によると、昨年の「交通文化指数」は78.94点で、前年に比べ2.3点上がった。交通文化指数は全国229の市・郡・区の住民を対象に運転形態、歩行形態、交通安全などを評価し、指数化したもの。
項目別では、二輪車(バイク)の交通ルール違反に対する注意喚起と取り締まりが強化されたことで、昨年のヘルメット着用率は90.65%と前年に比べ5.7ポイント上昇した。
運転者の横断歩道停止線での停止率(81.79%)も前年に比べ小幅に上昇した。一方、運転者によるスマホなどスマート機器の使用(35.92%)は前年(35.50%)を上回り、粘り強い注意喚起と取り締まりが求められている。
また、歩行者の信号無視や横断歩道ではない場所を渡る乱横断(35.27%)も前年(32.20%)より高く、意識改善が必要なことが明らかになった。
tnak51@yna.co.kr