文大統領「損失補償・利益共有の制度、包容政策のモデルになる」
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2021.01.27 18:45
【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は27日、世界経済フォーラム(WEF)主催のオンライン会合「ダボス・アジェンダ」で演説した。新型コロナウイルスへの対応と関連し、「営業制限を受けている自営業者に対する損失補償制度、弱者を助ける企業にインセンティブを提供する利益共有制度が国会で議論されている」とし、これらの制度は感染症を克服するための包容的な政策モデルになるだろうと紹介した。
文大統領は「韓国は誰も排除しない包容の精神を問題解決の道しるべとした。必要な分だけ公平にマスクを購入するようにしたのが代表的な事例」と述べた。
ワクチン接種については、日常への回復に向け包容力を高め、全国民が無料で接種できるようにしたと紹介した。韓国で開発中の治療薬が完成すれば、求める国に供給できるよう支援するとした。
また「韓国経済は今年上半期にコロナ以前の水準に回復する見通し」とし、韓国版ニューディールに力を注ぐと述べた。
yugiri@yna.co.kr
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