違法操業中にロシア警備隊員暴行 北朝鮮船員に懲役4年=米メディア
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2021.01.29 11:18
【ソウル聯合ニュース】米政府系放送局のラジオ自由アジア(RFA)は29日、ロシア沿海地方のナホトカの裁判所が国境警備隊員を暴行した罪で起訴された北朝鮮の船員に26日、懲役4年の実刑判決が言い渡されたと伝えた。
船員は2019年9月、ロシアの排他的経済水域(EEZ)でイカの違法操業を行い、取り締まりに当たったロシアの国境警備隊員を暴行し、起訴された。
船員たちが取り締まりに抵抗し、国境警備隊員4人がけがを負い、うち1人は銃傷を負った。3人の船員が起訴され、すでに裁判が行われた2人に対してはそれぞれ懲役4年と懲役7年が言い渡された。
罪が軽い船員15人は近く起訴されるか追放される見通しだ。
北朝鮮とロシアは漁業協定を結び、北朝鮮漁船のロシア水域内での操業を制限したが、極東水域内での北朝鮮漁船の違法操業が続いている。
ロシアの国境警備局によると、19年に違法操業で拘束された北朝鮮漁民は3754人だった。
kimchiboxs@yna.co.kr
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