外国人もワクチン接種対象 長期滞在の健保加入者=韓国政府
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2021.02.01 09:18
【ソウル聯合ニュース】韓国で今月からの新型コロナウイルスのワクチン接種開始に向けて準備が進む中、疾病管理庁は1日、国内に滞在する外国人約200万人について、長期滞在者で健康保険に加入している人を接種の対象とすると発表した。
韓国国民と同様に医療従事者と療養施設の入所者が優先対象で、その次に基礎疾患がある人と高齢者が対象になる。
観光客や法務部が管理する季節労働者など短期滞在者については、「国民の健康を守る」との原則に沿って接種するかどうかを判断する方針を固め、具体的な内容について検討を進めている。
ただ、新型コロナの感染拡大を受け、昨年は季節労働者を受け入れておらず、今年も受け入れる計画はないと法務部関係者は話している。
外国人の接種対象は健康保険加入者となるため接種は無料となる。結婚移民者らの場合、ほとんどが韓国国民の配偶者であるため、国民の資格で接種を受けられる。
また、在外同胞や自国で接種を受けた外国人も、韓国に入国する際は現行通り2週間の自主隔離が義務付けられる。
ikasumi@yna.co.kr
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