昨年のウイスキー輸入額 21年ぶり低水準=韓国
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2021.02.02 10:06
【ソウル聯合ニュース】韓国の2020年のウイスキー輸入額が21年ぶりの低水準だったことが2日、分かった。輸入額は減少傾向にあるが、特に昨年は新型コロナウイルスの感染拡大が響いた。
関税庁の統計によると、2020年の韓国のウイスキー輸入額は1億3246万3000ドル(約138億9000万円)で前年比13.9%減少した。輸入額はアジア通貨危機のあおりを受けた1999年(1億1591万9000ドル)以来の低水準となった。
ウイスキーの輸入額は2007年に2億7029万4000ドルとピークに達した後、減少が続いている。韓国で流通するウイスキーのほとんどは輸入品のため、輸入額の減少は消費の萎縮を意味する。
業界関係者によると、ウイスキーは接待を伴う飲食店やカラオケバーなど業務用の消費が中心だ。昨年は新型コロナの感染拡大を受けた休業命令が消費を急減させたという。
mgk1202@yna.co.kr