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WTO事務局長選 韓国候補が撤退表明

記事一覧 2021.02.05 18:01

【ソウル聯合ニュース】韓国産業通商資源部の兪明希(ユ・ミョンヒ)通商交渉本部長は5日、立候補している世界貿易機関(WTO)事務局長選から撤退する意向を表明した。近くWTOに伝えるという。

WTO事務局長選からの撤退を表明する兪明希氏=5日、ソウル(聯合ニュース)

 兪氏は昨年6月、事務局長選への立候補をWTO側に届け出た。約7カ月にわたる選挙戦はこれで幕を下ろした。

 韓国からのWTO事務局長選への挑戦は今回が3回目。1994年と2012年にもそれぞれ立候補したが、選出されなかった。

 今回のWTOの事務局長選では、8カ国が候補を出し、第1ラウンドで5人に絞られ、第2ラウンドで兪氏とナイジェリアのオコンジョイウェアラ元財務相が最終候補に残った。

 WTOは昨年10月28日、より多くの加盟国の支持を集めたオコンジョイウェアラ氏を事務局長に推薦し、事務局長に選出しようとしたが、米国が反対を表明したため、原則となっている全会一致での合意に至らず決着がつかなかった。

 兪氏は撤退の理由について、米国などと協議を進め、WTOの機能を活性化する必要性などを総合的に判断して決めたと説明した。

 米国が新政権発足に伴い、オコンジョイウェアラ氏支持に方針を変更したものと受け止められる。

 兪氏の撤退により、WTO事務局長にオコンジョイウェアラ氏が就任するとみられる。

 文在寅(ムン・ジェイン)大統領は4日に行われたバイデン米大統領との電話首脳会談で、WTO事務局長選に関して言及しなかった。産業通商資源部の関係者は「韓米首脳間が議論する事項ではない」とし、「これまで米国などと協議をしてきた」と説明した。 

 兪氏は「わが政府は今後も責任ある通商強国として多国間貿易体制の復活・強化のために多方面で寄与していく」と述べた。

yugiri@yna.co.kr

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