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ワクチン接種計画変更も「11月の集団免疫獲得に影響なし」 韓国防疫当局

記事一覧 2021.02.15 21:04

【ソウル聯合ニュース】韓国政府は15日、新型コロナウイルスワクチンの接種計画を巡り、英製薬大手アストラゼネカ製のワクチンについて療養型病院などで暮らす満65歳以上の入所者や職員に対する接種を見送ると発表したことと関連し、11月までに集団免疫を獲得するという目標に大きな影響はないとの見解を示した。ワクチンの接種を指揮する鄭銀敬(チョン・ウンギョン)中央防疫対策本部長兼疾病管理庁長が会見で明らかにした。 

2~3月の接種計画を発表する鄭銀敬氏=15日、清州(聯合ニュース)

2~3月の接種計画を発表する鄭銀敬氏=15日、清州(聯合ニュース)

 初回の接種対象者だった療養型病院などの施設の入所者と職員は計64万8855人で、そのうち65歳未満は27万2131人と全体の41.9%を占める。ただ入所者に限定すると65歳未満は4万3303人で全体の6.67%に過ぎないという。

 これについて鄭氏は、死亡率が最も高く、重症化するリスクが高い人を対象に最初に接種するのが望ましいが、ワクチンの信頼性などを考慮し、日程を調整したと説明。その上で「65歳以上の(療養型病院など)入所者や従事者の接種が先送りされたのは防疫当局としても残念だ」と述べた。

 また今回対象から外れた感染リスクの高い65歳以上の高齢者については、4~6月期の接種対象になる予定だ。ワクチンの公平な分配を目指す国際的な枠組み「COVAX(コバックス)ファシリティー」を通じて供給されるアストラゼネカ製や、契約が詰めの段階にある米ノババックス製の供給日程が確定すれば、接種計画を策定して実施する。

 4~6月期の接種対象になっている一般の65歳以上の37万人については、4~6月期以降に先送りされないようにする方針だ。

yugiri@yna.co.kr

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