コロナワクチンきょう初出荷 日常への回帰へ第一歩=韓国首相
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2021.02.24 09:50
【ソウル聯合ニュース】英アストラゼネカが開発し、韓国のSKバイオサイエンスが製造を受託した新型コロナウイルス感染症ワクチンが24日、韓国南東部・慶尚北道安東市内の工場から初めて出荷される。丁世均(チョン・セギュン)首相は同日、新型コロナ対応を話し合う中央災難(災害)安全対策本部の会議を慶尚北道庁で主宰し、「きょう出荷されるワクチンで、26日から歴史的な最初の接種が行われる。待ち望んでいた日常への回帰へ、第一歩を踏み出す」と述べた。
丁氏は「国民が安心して接種を受けられるよう、政府はワクチンの導入から輸送、配布、接種、副反応の管理まで、全過程をしっかり準備している」と強調した。
SKバイオサイエンスが安東工場で製造したワクチンはこの日初めて出荷され、物流センターを経て全国の保健所と療養型病院に運ばれる。接種は26日に始まる。
mgk1202@yna.co.kr