韓国の新規コロナ感染者440人 3日ぶり400人超
【ソウル聯合ニュース】韓国の中央防疫対策本部は24日、この日午前0時現在の国内の新型コロナウイルス感染者数は前日午前0時の時点から440人増え、累計8万8120人になったと発表した。市中感染が417人、海外からの入国者の感染が23人だった。1日当たりの新規感染者数は21日(416人)以来、3日ぶりに400人を超えた。
新規感染者数は前日(356人、訂正後)から84人増えた。旧正月連休が明けた週の半ばの17日と18日に連続で600人を超えた後は減少し、22日と23日は300人台にとどまっていたが、再び400人台に上がった。
政府は新規感染者数の推移を注視し、来週から適用する防疫対策「社会的距離の確保」のレベル調整案を早ければ26日に発表する予定だ。
新たに確認された市中感染者417人を地域別にみると、ソウル市が138人、京畿道が137人、仁川市が17人で、首都圏が292人を占めた。首都圏以外の地域では光州市が35人、大邱市が17人、慶尚北道が15人、釜山市が13人、忠清南道が12人、江原道が9人、全羅北道が8人、慶尚南道が7人、大田市と世宗市、済州道がそれぞれ2人、蔚山市と全羅南道、忠清北道がそれぞれ1人だった。
旧正月連休中に集まった家族の間での感染が相次ぎ報告されている。慶尚南道と京畿道にまたがり7人の感染が分かったほか、全羅南道での家族の集まりに関係した感染者は19人に増え、慶尚北道での家族間感染と温泉施設に関係する陽性者は76人に増加した。
また、ソウル市麻浦区にあるオフィスを中心に、これまでに14人の感染が確認された。光州市にある生命保険会社のコールセンターでの感染者は25人となった。
一方、海外からの入国者で新たに感染が確認されたのは23人だった。このうち4人は空港や港湾での検疫で判明し、残りの19人は入国後の自主隔離中に陽性と分かった。
死者は前日から3人増えて計1576人になった。韓国国内の平均致死率は1.79%。重篤・重症患者は前日から8人減り、140人となっている。
23日の検査件数は3万8309件で、前日に比べ5226件少なかった。
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