コロナワクチン初出荷 「政府を信じ接種に協力を」=韓国首相
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2021.02.24 15:07
【ソウル聯合ニュース】英アストラゼネカが開発し、韓国のSKバイオサイエンスが製造を受託した新型コロナウイルス感染症ワクチンが24日、韓国南東部・慶尚北道安東市内の工場から初めて出荷された。
丁世均(チョン・セギュン)首相は同工場で開かれたワクチンの出荷式に出席し、ワクチンが物流倉庫に運ばれる過程を点検し、関係者を激励した。
ワクチンはこの日からの5日間に計78万人分(157万回分)が出荷される。全国の療養型病院と保健所に届けられる。接種は26日に始まる。
丁首相は出荷式で「コロナに奪われた国民の大切な日常を一日も早く取り戻すことができるようワクチン接種を必ず成功させる。トラックに積まれたワクチンが希望の花を咲かせる種になると期待している」と述べた。
また、「最近、ワクチンを政治化しようとする動きがあり残念だ」とした上で、虚偽や不正確な情報を広めることがあってはならないと強調。国民に対し、政府を信じてワクチン接種に協力するよう訴えた。
hjc@yna.co.kr
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