韓国経済団体の全経連 許昌秀会長の再任決定
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2021.02.26 14:32
【ソウル聯合ニュース】韓国経済団体の全国経済人連合会(全経連)は26日の定期総会で、許昌秀(ホ・チャンス)現会長(GSグループ名誉会長)の再任を決定した。2011年から全経連を率いてきた許氏は、過去最長の6期12年にわたり会長を務めることになる。全経連会長の任期は2年で、再任回数の制限はない。
全経連は「急変する経済環境においては豊富な経験と見識を持つリーダーが財界の重心を取るべきとの意見が多かった」と、許氏の続投の背景を説明した。
許氏は就任のあいさつで、「潜在成長率が低下し、少子高齢化が深刻化する中で挑戦と希望に関する話は消えていくばかりだ。無気力な経済を変えられる主人公はわれわれ企業であり、会長の任期内に『企業家精神ルネサンス(復興)』を実現させたい」と意気込みを語った。
また「今年は全経連の創立60周年を迎える意義深い年。『再創立』する気持ちで全てを刷新していきたい」と強調した。
一方、全経連は総会で▼企業の社会的価値の向上▼企業家精神ルネサンスの実現▼韓国経済の構造改革のビジョン提示――を今年の重点事業の方向性とすることを発表した。
tnak51@yna.co.kr