韓米が米軍駐留経費交渉妥結 「原則合意」
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2021.03.08 08:43
【ワシントン聯合ニュース】2020年以降の在韓米軍駐留経費の韓国側負担を決める韓国と米国の交渉が妥結した。
韓国外交部は7日(米現地時間)に報道資料を出し、駐留経費負担に関する特別協定(SMA)締結のための協議の結果、韓米が原則合意に至ったと発表した。両国は米ワシントンで5日から協議を行い、日程を1日延長した末に合意にこぎつけた。
両国は昨年3月、20年の韓国側負担額を19年の1兆389億ウォン(約1000億円)から約13%引き上げる案に暫定合意したが、当時のトランプ米大統領が拒否したため、最終合意に至らなかった。
同部は「政府は1年以上続いた協定の空白を解消し朝鮮半島および北東アジアの平和・繁栄の中心軸である韓米同盟と連合防衛態勢の強化に寄与していく」と強調した。
ロイター通信によると、米国務省も声明を通じて韓米が原則合意に至ったと発表した。ただ、外交部も米国務省も詳しい合意内容については明らかにしていない。
両国は今回の合意について米国のブリンケン国務長官とオースティン国防長官の来韓を機に発表する可能性がある。両長官が15~17日の日本訪問後に2日間の日程で韓国を訪れる方向で調整が進められている。
hjc@yna.co.kr
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