ワクチン副反応226人増え3915人に 接種後の死者計11人=韓国
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2021.03.08 11:29
【ソウル聯合ニュース】韓国の疾病管理庁を中心に政府の各官庁で構成する「新型コロナウイルス予防接種対応推進団」によると、ワクチン接種による副反応とみられる症状が8日午前0時までに新たに226件報告された。接種後の死者は前日から3人増え、計11人。
これまでに死亡とワクチン接種に関連性があるかは確認されていない。死亡した3人を除く223人は頭痛や発熱、吐き気など軽い症状だった。
先月26日にワクチン接種を開始して以降、副反応の報告は累計3915件となった。これは8日午前0時までに接種を受けた計31万6865人の1.24%に当たる。
副反応の報告は英アストラゼネカ製のワクチンが3896件、米ファイザー製のワクチンが19件だった。
こうした結果は、アストラゼネカのワクチン接種者(31万1583人)がファイザーのワクチン接種者(5282人)よりはるかに多いためとみられる。
報告された副反応のうち、強いアレルギー反応のアナフィラキシーとみられる事例が累計33件、けいれんなどで重症患者室に入院した人を含む重症の事例が5件。
33件のうちアナフィラキシー様反応が32件、アナフィラキシーショックは1件だった。
アナフィラキシー様反応は接種から2時間以内に呼吸困難やじんましんなどの症状が出るが、治療で好転することが多いという。
ynhrm@yna.co.kr
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