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起訴権・捜査権の分離 「着実に進めていくべき」=文大統領

記事一覧 2021.03.08 17:15

【ソウル聯合ニュース】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は8日、法務部と行政安全部の業務報告で、検察など権力機関の改革について、「捜査権改革と高位公職者犯罪捜査処(公捜処)発足で権力機関の改革へ大きな一歩を踏み出すことになるが、まだ完成したわけではない」として、「けん制とバランス、人権保護のため起訴権と捜査権の分離は今後も着実に進めていくべき方向」と述べた。

青瓦台(大統領府)で開かれた法務部と行政安全部の業務報告で発言する文大統領=8日、ソウル(聯合ニュース)

青瓦台(大統領府)で開かれた法務部と行政安全部の業務報告で発言する文大統領=8日、ソウル(聯合ニュース)

 与党「共に民主党」などが進めている「検察捜査権の完全はく奪」を後押しする発言とみられ、「不正犯罪重大犯罪捜査庁」の設置を巡る議論が加速するかに注目が集まる。同庁は検察が担当する不正犯罪など六つの重大犯罪の捜査を担う機関。

 文大統領は検察について、「社会正義の実現の中枢であり、最も信頼されるべき権力機関」として、「大多数の検事の努力にもかかわらず、検察の公正性に対する信頼が改善していない」と指摘。「検察改革は検察自らが改革の先頭に立ってこそ成功する」と強調した。

 また、警察に対しては、「捜査指揮能力を早く上げなければならない」とし、「権限が与えられると能力も高まるということを証明してほしい」と述べた。

kimchiboxs@yna.co.kr

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