韓国 けさのニュース(3月12日)
◇土地投機疑惑 副首相「不動産犯罪と戦争する覚悟で対策」
洪楠基(ホン・ナムギ)経済副首相兼企画財政部長官は12日、宅地開発などを手がける公共機関、韓国土地住宅公社(LH)の職員らが新都市に指定される前の地域の土地を投機目的で不正に購入したとされる疑惑を巡り、「政府は不動産犯罪と戦争するという覚悟で投機調査を行い、投機根絶策、再発防止策を講じることに全力を尽くす」と述べた。また、不動産市場の安定に向けた住宅供給対策を一貫して推進しなければならないと強調した。
◇EC大手クーパンが米上場 今年最大案件に
電子商取引(EC)大手クーパンが11日(米東部時間)、米ニューヨーク証券取引所(NYSE)に上場した。終値は1株当たり公開価格(35ドル=約3800円)を40.7%上回る49.25ドル。ヤフーファイナンスによると、クーパンの時価総額は終値ベースで886億5000万ドルに上った。同社には日本のソフトバンクグループが出資している。
◇コロナワクチン接種加速 今月100万人突破か
政府が英アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンの接種対象を満65歳以上に拡大すると決めたことで、今後接種が加速する見通しだ。療養型病院・療養施設の65歳以上の入院・入所者に対する接種は今月中に始まるとみられ、3月末までに接種者が100万人を超えるかも注目される。3月までの優先接種対象者は78万人で、療養型病院などの65歳以上の対象者は37万人だ。
◇全国的に雨 中部地方でPM濃度上昇
12日は全国的に曇りで、雨が降るところも多い。雨は中部地方と済州島では午後に、南部地方では夜にやむが、江原道東部では翌朝まで降り続きそうだ。粒子状物質(PM)の濃度は首都圏、江原道西部、忠清道、全羅北道で「悪い(高い)」、その他の地域で「良い(低い)~普通」レベルとなる見通しだ。首都圏と忠清南道では午前中一時的に「非常に悪い」レベルに上昇すると予想される。