次期韓国大統領選候補の支持率 京畿道知事と前検事総長が首位タイ
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2021.03.12 13:58
【ソウル聯合ニュース】世論調査会社の韓国ギャラップが12日に発表した世論調査の結果によると、次期大統領選挙(2022年3月)への出馬が予想される人物の支持率で、与党「共に民主党」所属の李在明(イ・ジェミョン)京畿道知事と前検事総長の尹錫悦(ユン・ソギョル)氏がそれぞれ24%となり、首位に並んだ。李氏が前月の調査から3ポイント下がった一方、尹氏は15ポイント上昇した。
前首相で共に民主党前代表の李洛淵(イ・ナギョン)氏の支持率は11%で、前月より1ポイント高かったものの順位は3位に後退した。
次いで、野党「国民の党」の安哲秀(アン・チョルス)代表が3%、無所属の洪準杓(ホン・ジュンピョ)国会議員が2%だった。
好感度(複数回答)は李在明氏(46%)、尹錫悦氏(40%)、李洛淵氏(31%)、安哲秀氏(27%)、洪準杓氏(20%)の順に高い。
次期大統領選挙について、全体の48%が「現政権を交代させるために野党候補が当選したほうが良い」と答え、「現政権を維持するために与党候補が当選したほうが良い」の40%を上回った。
一方、文在寅(ムン・ジェイン)大統領の支持率は38%、不支持率は54%だった。
政党支持率をみると、共に民主党が35%で前週から3ポイント上昇した。最大野党「国民の力」も1ポイント上がり、25%となった。国民の党と「正義党」がともに5%で、「開かれた民主党」が2%。
ソウル市と釜山市では4月7日にそれぞれ市長補欠選が実施される。ソウルでの共に民主党の支持率は34%、国民の力は26%、釜山・蔚山・慶尚南道では共に民主党が30%、国民の力が26%だった。
調査は今月9~11日に全国の満18歳以上の1003人を対象に実施された。
mgk1202@yna.co.kr