韓国政府 英国からの航空便停止を来月1日まで延長
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2021.03.12 13:49
【ソウル聯合ニュース】韓国政府が、英国由来の新型コロナウイルス変異株の国内流入を防ぐため、同国からの航空便の運行停止措置を延長した。
防疫当局や在英韓国大使館などによると、11日までの予定だった同措置は4月1日まで3週間延長された。同措置は昨年12月23日に始まり、延長が繰り返されている。
政府は変異株流入防止のため、全ての入国者を対象にPCR検査の陰性証明書の提出を義務付けている。提出しない場合、外国人は入国が禁止され、韓国人は臨時生活施設で検査を受けた後、14日間隔離される。関連費用は全額自己負担となる。また、全ての入国者は入国後と隔離解除前に検査を受けなければならない。
こうした多角的な措置にもかかわらず変異株が急速に広がっている。防疫当局によると、韓国内で確認された英国、南アフリカ、ブラジル由来の変異株の感染者は累計182人で、これら3種類と別のタイプの変異株感染者を合わせると257人に上る。
hjc@yna.co.kr
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