1日の新規感染者200人台目標 「防疫特別期間」宣言=韓国首相
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2021.03.14 16:54
【ソウル聯合ニュース】韓国の丁世均(チョン・セギュン)首相は14日、新型コロナウイルス感染症対応を話し合う中央災難(災害)安全対策本部の会議で、今後2週間で1日当たりの新規感染者数を200人台に減らすために総力を挙げるとの方針を示した。首都圏(ソウル市、京畿道、仁川市)に対して「特別防疫対策期間」、首都圏以外の地域には「防疫規則順守特別期間」を宣言した。
1日当たりの新規感染者数は9日から6日連続で400人台が続き、500人に迫っている。
丁氏は首都圏で不特定多数の人が利用する施設や外国人労働者が多い事業場、首都圏以外では感染リスクの高い施設を中心に流行の「第4波」を防ぐため点検を強化すると強調。「決して安住しても慣れてもいけない危機状況であることは明らか」と述べ、防疫規則を順守するよう国民に呼びかけた。
新型コロナワクチンに関しては、6月までに1200万人の1回目接種を終えるとの計画を補完して15日に発表すると説明した。また、これまで報告された副反応は接種者全体の1.5%未満だとして、政府を信頼して積極的に接種するよう求めた。
ikasumi@yna.co.kr
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