米政府が韓日関係の重要性強調 ブリンケン氏の訪日控え
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2021.03.15 08:52
【ワシントン聯合ニュース】米国務省は14日(米東部時間)、ブリンケン国務長官が日本に出発するのに合わせて日米同盟をアピールする報道官名義の声明を出し、韓日関係の改善と韓米日3カ国協力の重要性を強調した。
ブリンケン氏はオースティン国防長官と15日に訪日。17~18日は韓国を訪問する。
両長官が初めての外遊先として韓国と日本を選んだもので、バイデン政権の同盟修復の意志と中国けん制に最優先順位を置いたインド太平洋戦略の重要性、このための同盟協力をアピールする狙いとみられる。
声明はバイデン政権が同盟国との関係のほか、同盟国同士の関係強化にも取り組むとして、「いかなる関係も日本と韓国との関係より重要ではない」と強調。「米国は北朝鮮の非核化を含め、さまざまなグローバル課題で3カ国協力を再活性化するだけでなく、新型コロナウイルス感染症、気候変動に対処するため、米国と日本、韓国の一層の協力を促進している」と表明した。
韓日関係が歴史問題などを巡って冷え込んでいる中、関係改善の必要性を強調するとともに、ブリンケン氏の歴訪期間中、関係改善に向けて一定の役割を模索することを示唆するものとして注目を集める。
kimchiboxs@yna.co.kr
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