文大統領 23日に新型コロナワクチン接種=G7出席のため
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2021.03.15 17:29
【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台(大統領府)の康珉碩(カン・ミンソク)報道官は15日の記者会見で、文在寅(ムン・ジェイン)大統領夫妻が23日に英製薬大手アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンを接種すると明らかにした。6月に英国で開かれる主要7カ国(G7)首脳会議に出席するためという。
23日は65歳以上に対するアストラゼネカ製ワクチンの接種が始まる日だ。
康報道官は「文大統領が(初日に)接種を受けることは、安全性や効果を巡る問題を払拭(ふっしょく)させ、率先垂範するという意味」と説明した。
韓国政府はアストラゼネカ製ワクチンの接種対象を65歳以上に拡大する方針を決めている。文大統領は68歳、夫人の金正淑(キム・ジョンスク)氏は66歳だ。
文大統領夫妻が接種を受ける際、G7首脳会議に同行する関係者の一部も接種する予定だ。
G7首脳会議は6月11~13日に開催される。英国のジョンソン首相は1月22日、文大統領に親書を送り、同会議に招待した。文大統領は出席するとの返信を送っている。
G7首脳会議にはバイデン米大統領のほか、英国、フランス、ドイツ、イタリア、カナダ、日本の首脳と共に、韓国、オーストラリア、インド、欧州連合(EU)がゲストとして招待された。
kimchiboxs@yna.co.kr
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