韓米 2プラス2後に米軍駐留経費協定に仮署名へ=同盟強化象徴
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2021.03.15 19:05
【ソウル聯合ニュース】韓国と米国は18日に外交・国防閣僚会議(2プラス2)を開催した後、在韓米軍の駐留経費負担に関する特別協定(SMA)の合意文に仮署名する。複数の政府消息筋が15日、明らかにした。
同盟重視を強調してきたバイデン政権が発足してから、韓米同盟の強化を示す最初の象徴的な行事になるとみられる。
韓国外交部は先ごろ、米国のブリンケン国務長官とオースティン国防長官が17日に訪韓し、2プラス2を18日に開催すると発表した。
複数の政府消息筋によると、2プラス2の直後に両国の外相・国防相出席のもと、SMAの仮署名式が開かれるという。
在韓米軍駐留経費の負担割合を定めるSMAは2019年末から期限切れとなっていた。外交部によると韓米は先ごろ、韓国の20年の負担額について前年から据え置きの1兆389億ウォン(約990億円)とすることで合意した。21年に韓国が負担する駐留経費の総額は、20年比で13.9%増の1兆1833億ウォンと決まった。
協定文は仮署名に続き法制処の審査、閣議、大統領の裁可、正式署名を経て、韓国国会の批准同意案の可決後に発効する。
一方、今回のブリンケン氏一行の来韓には国務省のソン・キム次官補代行(東アジア・太平洋担当)も加わることが分かった。
ソン・キム氏は東アジア・太平洋担当の国務副次官補や北朝鮮担当特別代表、北朝鮮の核問題を巡る6カ国協議の首席代表などを歴任したことから「北朝鮮通」として知られている。
yugiri@yna.co.kr