失業率4.9%に悪化 就業者数は12カ月連続減=韓国
記事一覧
2021.03.17 08:56
【世宗聯合ニュース】韓国の統計庁が17日に発表した雇用動向によると、2月の失業率は4.9%で前年同月に比べ0.8ポイント悪化した。失業者数は前年同月比20万1000人増の135万3000人だった。就業者数も1年にわたり減少している。新型コロナウイルスにより厳しい雇用情勢が続いている。
2月の就業者数は2636万5000人で、前年同月比47万3000人減少した。12カ月連続のマイナス。これはアジア通貨危機の影響があった1998年1月~99年4月(16カ月連続減)以降で最長となる。
ただ、今年2月の減少幅は前月(98万2000人減)に比べると小さかった。政府が2月15日に新型コロナウイルスの防疫対策「社会的距離の確保」のレベルを緩和したことが影響した。
就業者数の増減を業種別にみると、宿泊・飲食店業(23万2000人減)や卸・小売業(19万4000人減)、協会と団体・修理とその他個人サービス業(8万4000人減)などは減った。その一方で、保健業と社会福祉サービス業(9万1000人増)、公共行政・国防と社会保障行政(3万8000人増)、農林漁業(3万3000人増)などは増えた。
mgk1202@yna.co.kr