韓国・ネイバー 飲食店レビューの「星評価」廃止へ
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2021.03.17 11:33
【ソウル聯合ニュース】韓国インターネットサービス大手のNAVER(ネイバー)は17日、店舗などを登録できる自社の「スマートプレイス」サービスで、レストランやカフェなどに対するレビューの星の数による評価を廃止すると発表した。
星評価はグーグルのサービスや宿泊情報アプリなどで広く活用されるグローバルスタンダードになっているが、簡単に評価できる反面、わざと低評価する人がいた場合、他のユーザーに大きな影響を与えかねないというデメリットがある。
ネイバーは、星評価が特に地域密着で営業する中小規模の店にとって大打撃となる可能性があることを懸念し、廃止を決めた。
今後はレビューで頻繁に使われるキーワードを人工知能(AI)が抽出し、ハッシュタグ形式の「タグクラウド」で表示する。
同社の韓聖淑(ハン・ソンスク)社長は「ユーザーになじみのあるスタンダードをなくすのはチャレンジングな試みだが、事業者とユーザーが共に満足できるようレビューの方式を試していきたい」と話している。
tnak51@yna.co.kr
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