米国防長官「前例ない中国・北の脅威」 韓米同盟の重要性強調
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2021.03.17 18:35
【ソウル聯合ニュース】訪韓中のオースティン米国防長官は17日、韓国の徐旭(ソ・ウク)国防部長官との会談の冒頭で、「中国と北朝鮮の前例のない脅威により韓米同盟はいつにも増して重要だ」とし、「きょう私は韓国の防衛に対する米国の意思を再確認するためにきた」と述べた。
また韓米同盟について、「北東アジア、自由で開かれたインド太平洋地域、そして全世界の平和、安全保障、繁栄の核心軸」とし、「世界で最も優れた連合性、相互運用性、能力、躍動性を誇る同盟の一つ」と評価した。
さらに「(韓国は)われわれの域内の共通した優先順位、特にその中でも規範を基盤とした国際秩序の守護において最も重要なパートナーの一つ」とし、「韓国はインド太平洋地域の安保と安定を提供する核心国」と強調した。
これはバイデン政権が発足初期から強調している中国へのけん制で、韓国にも一定の役割を果たすことを求めたものと受け止められ、注目される。
徐氏は会談の冒頭で「韓米同盟が発展する過程で強力な対北抑止力と合同防衛態勢の維持が何よりも重要」とし、「両国は軍事同盟としての結束力を今後さらに強固にしていく」と述べた。
yugiri@yna.co.kr