米国務長官「北朝鮮の権威主義政権、自国民を広範囲に虐待」
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2021.03.17 20:27
【ソウル聯合ニュース】韓国の鄭義溶(チョン・ウィヨン)外交部長官は17日、来韓したブリンケン米国務長官と会談した。ブリンケン氏は冒頭、「北朝鮮の権威主義政権は自国民を体系的かつ広範囲に虐待している」と述べた。また、北朝鮮の核ミサイルと弾道ミサイルプログラムについて、「韓国と日本を含む他の同盟国と北朝鮮の非核化に向け努力を続ける」と強調した。
さらに、「中国は強圧と好戦的な行動で香港経済を体系的に侵食し、台湾の民主主義を悪化させ、チベットの人権を侵害し、南シナ海での領有権を主張している」と述べ、「この全ては人権法を侵害している」と批判した
ブリンケン氏はまた、米ジョージア州アトランタなどで起こった銃撃事件を非難し、「犠牲者の遺族や友人、そして大きな衝撃を受けた韓国社会全てに深い哀悼を表する」と述べた。同事件では韓国系の女性4人が死亡した。
一方、鄭氏は冒頭で「朝鮮半島の平和プロセスを確固として定着させ、実質的な進展に向かう契機になるよう期待する」と述べた。また、「韓米同盟の持続的発展は韓国外交の最重要課題」と強調した。
ikasumi@yna.co.kr