戸建て住宅価格全国1位 今年も故サムスン会長宅=韓国
【ソウル聯合ニュース】韓国の戸建て住宅の公示予定価格が19日に公開された。全国の戸建て住宅のうち最も高額な故李健熙(イ・ゴンヒ)サムスン電子会長の自宅の公示価格は今年430億ウォン(約41億円)を超えた。
公示価格は当局が調査・算定して公示する価格で、課税の基準となる。公示予定価格の閲覧期間は来月7日までで、異議申し立ての処理などを経て最終的な公示価格が決まる。
ソウル不動産情報照会システムによると、李氏のソウル市竜山区漢南洞の自宅(1245.1平方メートル)の公示価格は431億5000万ウォンで、昨年の408億5000万ウォンから5.6%上昇する。
全国で2番目に高額な住宅も李氏が所有する同区梨泰院洞の住宅(3422.9平方メートル)で、昨年の342億ウォンから今年は349億6000万ウォンに2.2%上昇する。
一方、大統領経験者の住宅の公示価格が大きく上昇したことが目を引く。全斗煥(チョン・ドゥファン)元大統領のソウル市西大門区延禧洞にある自宅の母屋(419.5平方メートル)は昨年の30億3700万ウォンから今年は32億7600万ウォンに7.9%上昇する。
李明博(イ・ミョンバク)元大統領のソウル市江南区論ヒョン洞の自宅(1299.1平方メートル)は101億6000万ウォンから13.9%上昇の115億7000万に、朴槿恵(パク・クネ)前大統領のソウル市瑞草区内谷洞の自宅(570.6平方メートル)は14億6400万ウォンから8.4%上昇の15億8700万ウォンになる予定だ。
また、故金泳三(キム・ヨンサム)元大統領のソウル市銅雀区上道洞の自宅(340.94平方メートル)は13億300万ウォンから16億1100万ウォンに上がる予定で、上昇率は23.6%となる。
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