ファイザー・アストラ製ワクチン 「効果に大きな差なし」=韓国当局
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2021.03.19 16:01
【ソウル聯合ニュース】韓国の鄭銀敬(チョン・ウンギョン)疾病管理庁長は19日の国会答弁で、米ファイザー製と英アストラゼネカ製の新型コロナウイルスワクチンについて、「効果や安全性に大きな差はない」と述べた。韓国では先月下旬から両社のワクチンを使った予防接種が行われている。
鄭氏は、アストラゼネカ製ワクチンは接種後に血栓ができる副作用が懸念されているとの指摘には、「欧州医薬品庁(EMA)がきょう(同社ワクチンと血栓の)因果関係はないと表明した」と説明。その上で「血栓、血液凝固障害に対しては監視を強化し、専門家委員会を設けて深層分析する」と述べた。
韓国でワクチン接種後に血栓ができた事例が2件報告されたことについては、「因果関係の調査が進んでいる」と伝えた。
tnak51@yna.co.kr
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