接触によるコロナ感染 半数は家族間=韓国当局が注意喚起
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2021.03.23 15:51
【ソウル聯合ニュース】韓国防疫当局は23日、新型コロナウイルスの家族間での感染が増加しているとして注意を呼び掛けた。
中央防疫対策本部によると、ここ1カ月間の感染例の31.7%は感染者との接触によるもので、そのうち50.0%は家族間の感染だったことが分かった。
家族間以外では知人・友人からの感染が10.0%、職場の同僚からが8.6%だった。
家族間の感染では、主に上の世代から下の世代に感染させる傾向が目立ったという。
30~40代の家族が19歳以下に感染させた事例は13.8%だったが、19歳以下が30~40代に感染させた割合は2.9%にとどまった。
中央防疫対策本部のイ・サンウォン疫学調査分析団長は、この日の会見で「人口構成比を考えても、両親が子どもに感染させる事例がその反対の場合よりもはるかに多かった」とし、手洗いなどの防疫規則をより徹底して守るよう要請した。
イ氏はまた、「家族に症状が表れた場合、互いのために積極的に検査を受け、結果が出るまでは家の中でもマスクの着用、距離の確保を守ってほしい」と述べた。
ynhrm@yna.co.kr
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