過去最低の支持率　「厳しく受け止める」＝韓国大統領府

【ソウル聯合ニュース】韓国青瓦台（大統領府）の高官は２３日、文在寅（ムン・ジェイン）大統領の支持率が就任後最低になったとの世論調査結果について、記者団に「不動産投機の根絶を求める民意をよく知っている」として、「国民の心を厳しく受け止めている」と述べた。

　世論調査会社、リアルメーターが２２日に発表した文大統領の支持率は前週比で３．６ポイント下落した３４．１％となり、同社の調査で就任後最低を更新した。これまで最低だった１月第１週の３５．５％を１．３ポイント下回った。

　宅地開発などを手がける公共機関、韓国土地住宅公社（ＬＨ）の職員らが新都市に指定される前の地域の土地を投機目的で不正に購入した疑惑など、不動産問題が影響したとみられる。

　同高官は「社会の根深い不動産投機構造と慣行を変える契機にするよう、万全を期す」との方針を示した。

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