「在外有権者も大統領選で郵便投票認めて」 市民団体が国会に請願=韓国
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2021.03.23 18:23
【ソウル聯合ニュース】来年3月9日に実施される韓国大統領選挙で在外国民の郵便投票を認めることを求める請願書が23日、国会に提出された。
韓国の市民団体、在外国民有権者連帯の関係者がこの日国会を訪問し、行政安全委員会の徐瑛教(ソ・ヨンギョ)委員長に在外国民1387人がオンラインで署名した請願書を伝達した。
団体側は郵便投票制度の導入を求める理由として「これまでの10年で、在外国民の有権者は2回の大統領選挙と3回の総選挙で投票する機会があったが、投票所が遠くて投票できないなどの理由で投票率が低かった」と説明。国内有権者に認められている郵便投票を在外国民のために試験的にでも導入してほしいと主張した。
また「大統領選まで約1年残っているが、在外国民の有権者が大切な一票を投じる権利を放棄しないよう、国会は郵便投票を認めるために関連法を早急に改正してほしい」と要請した。
yugiri@yna.co.kr