Go to Contents Go to Navigation

即席麺の需要が昨年急増 巣ごもりと「パラサイト」効果で=韓国

記事一覧 2021.03.24 06:46

【ソウル聯合ニュース】昨年、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で「巣ごもり需要」が拡大し、韓国の即席麺の需要が急増したことが分かった。

ソウル市内のスーパーで販売されている即席麺(資料写真)=(聯合ニュース)

ソウル市内のスーパーで販売されている即席麺(資料写真)=(聯合ニュース)

 特に農心は韓国映画「パラサイト 半地下の家族」に登場する即席麺のアレンジメニュー「チャパグリ」が注目を浴びたことが後押しし、売上高が初めて2兆ウォン(約1919億円)を超えた。チャパグリは、同社の「チャパゲティ」と「ノグリ」の2製品をまぜて作る。

 金融監督院が24日までに公開した資料によると、農心の昨年の即席麺の売上高は前年比16.3%増の2兆868億ウォンで全売上高の79.0%を占めた。

 農心は事業報告書で、即席麺は需要が安定していることに加え、新型コロナの感染拡大や、防疫対策「社会的距離の確保」の影響で、需要が一時的に増加したとみられると説明した。

 また昨年は映画「パラサイト」の影響で、海外でも需要が伸びた。

 昨年、同社の米国法人の即席麺の売上高は2502億ウォンで前年より26.5%増えた。中国法人は2183億ウォンで同28.2%増加した。

 三養食品の昨年の即席麺の売上高は5911億ウォンで前年より20.9%増えた。全売上高の91.1%を占めた。同社の昨年の即席麺の輸出実績は3572億ウォンで国内(2339億ウォン)より大きかった。

 オットゥギも昨年、春雨や即席麺などを含んだ乾麺類の売上高が約7000億ウォンを記録し、前年より8.4%増えた。

 八道は昨年の即席麺の売上高が2971億ウォンで前年より9.2%増加した。このうち輸出は620億ウォンで42.9%増えた。国内売上高は2351億ウォンで2.8%増えた。

農心の製品(同社提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

農心の製品(同社提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫

yugiri@yna.co.kr

キーワード
注目キーワード
スクラップの多い記事
more
more
ホーム ページのトップへ
情報をお寄せください
聯合ニュース日本語版では、イベントの開催告知、取材案内、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報をお待ちしております。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。
お問い合わせ
聯合ニュース日本語版に関する記事やコンテンツ使用などについてのお問い合わせは( japanese@yna.co.kr )へ。 イベントなどの開催告知、取材要請、韓国関連企業のプレスリリースなどの情報も同メールアドレスで受け付けています。お寄せいただいた情報は、担当者が検討の上、ご紹介させていただきます。