韓国政府がファイザーと契約したワクチン 初回25万人分到着
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2021.03.24 09:58
【ソウル聯合ニュース】韓国政府が米製薬大手ファイザーと直接契約した新型コロナウイルスワクチンの初回供給分が24日朝、韓国に到着した。ワクチンは25万人分(50万回分、1人当たり2回接種)で、4月1日から満75歳以上を対象にした接種に用いられる。
ファイザー製ワクチンを積んだ貨物機はこの日午前7時半ごろ、韓国の仁川空港に到着した。物流センターを経由せず、国内の接種センター22カ所に輸送される。
政府はファイザーと計1300万人分のワクチンの購入契約を結んでいる。初回の25万人分に続き、今月末にも25万人分が韓国に届く。6月までにさらに300万人分の供給を受ける予定。
先月下旬から医療従事者への接種が始まったファイザー製ワクチンは、ワクチンの公平な分配を目指す国際的な枠組み「COVAX(コバックス)」を通じて確保したもので、5万8500人分だった。
政府がこれまでに確保したワクチンはファイザー製を含め計7900万人分で、このうち1000万人をCOVAXから、6900万人分を製薬各社からそれぞれ調達する。各メーカーとの契約をみると、英アストラゼネカが1000万人分、ファイザーが1300万人分、米ヤンセンファーマ600万人分、米モデルナ2000万人分、米ノババックス2000万人分となっている。
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