韓国人慰安婦被害者 強制動員否定する日本批判
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2021.03.24 14:53
【ソウル聯合ニュース】韓国・ソウルの日本大使館前で24日、旧日本軍の慰安婦問題解決を求める定例集会「水曜集会」が開かれ、慰安婦被害者の李玉善(イ・オクソン)さんが出席した。
李さんは「(日本は)強制連行したことはないという」として、強制動員を否定する日本を批判した。また、「日本は謝罪をしない」とし、「謝罪は金の問題ではない」と強調した。
集会を主催する市民団体「日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯」(正義連)のハン・ギョンヒ事務総長は「あきらめずに集会を続け、日本軍性奴隷制問題の正義の解決に向け進んでいく」と語った。
李さんは1927年に南部・釜山で生まれ、42年に中国・延吉にあった旧日本軍の「慰安所」で3年間、慰安婦にさせられた。2000年に韓国に戻り、米国やドイツ、日本などで被害事実を証言する活動を行うなど、旧日本軍の蛮行を告発してきた。現在は慰安婦被害者が共同生活を送る施設「ナヌムの家」(京畿道広州市)で暮らしている。
kimchiboxs@yna.co.kr
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