韓国医大教授会 コロナワクチン接種後6割に副反応「休暇制度施行を」
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2021.03.24 20:23
【ソウル聯合ニュース】新型コロナウイルスワクチンの接種を受けた韓国の医大教授らが、接種後の休息を保障する「ワクチン休暇制度」を施行するよう主張した。全国医大教授協議会は24日、ワクチンの1回目の接種を終えた江原大、ソウル大、亜洲大、円光大、翰林大の医学部教授562人を対象に行った調査の結果、60.3%に業務や日常生活に支障が出るほどの副反応とみられる症状が出たと明らかにした。
回答者の39.7%は症状が出なかったか、生活に支障のない軽い症状だった。
最も一般的な症状は筋肉痛、疲労感、高熱だった。
副反応の経験者の64.7%は、症状の持続時間を24時間以下と答えた。26.2%は48時間以下、9.1%は48時間以上症状が続いた。
ただ、大多数はこれまでと同様、または適切な休息が保障されれば接種を受けると答え、接種を受けないと答えたのは562人のうち4人にとどまった。
回答者のほとんどは英アストラゼネカ製のワクチンの接種を受け、米ファイザー製のワクチンを接種された22人のうち13人(59.0%)は無症状、または軽い副反応があった。症状が表れた全員が持続時間は24時間以下だったと答えた。
権聖沢(クォン・ソンテク)全国医大教授協議会会長は「医療従事者以外は接種時に副反応がより大きく感じられる可能性があるため、接種後に適切な休息を取るよう、ワクチン休暇制度を施行することが防疫成功の必須条件だ」と述べた。
ynhrm@yna.co.kr
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