韓国とロシア 国交樹立30周年記念式典をソウルで開催
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2021.03.24 19:08
【ソウル聯合ニュース】韓国とロシアは24日、ソウル市内のホテルで両国の国交樹立30周年を記念した「韓ロ相互交流の年」開幕式を開催し、関係発展の意思を確認した。
式には鄭義溶(チョン・ウィヨン)外交部長官と来韓中のロシアのラブロフ外相が出席した。
両国は1990年9月30日に国交を樹立した。本来は樹立30周年を迎えた昨年が相互交流の年だったが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で1年延長された。
鄭氏はあいさつで、両国が友情と信頼を積み重ね、交流と協力を通じて多くの成果を上げたとし、「これからは友好協力関係のさらに大きな飛躍のために共に行動していくときだ」と話した。
また「何より両国は戦略的協力パートナーとして朝鮮半島の恒久的平和のために共に歩んできた。今後も政府は朝鮮半島平和プロセスの進展のために最善を尽くす。ロシア政府とロシア国民の変わらぬ支持と協力を期待する」と述べた。
ラブロフ氏は「両国は1990年9月30日に歴史的な決定を下した」とし、国交樹立により両国が冷戦の悪循環から抜け出すことになったと語った。
また「現在のロシアと韓国は名実共に善隣友好関係を結んでいる。この関係は共同の利益を土台にして高い水準の理解と信頼を特徴とする。両国間の政治的な対話が安定的になされている」と評価した。
yugiri@yna.co.kr