米偵察機 北朝鮮ミサイル発射前後に韓国上空を飛行=事前に感知か
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2021.03.24 21:07
【ソウル聯合ニュース】北朝鮮が黄海上に短距離の巡航ミサイル2発を発射した21日を前後し、米軍の偵察機が韓国上空を飛行していたことが24日、分かった。ミサイル発射の兆候を感知し状況把握を行い、発射後は追加発射に備えたものとみられる。
韓国軍当局や民間の航空追跡サイトによると、20日午前に米海軍の偵察機EP3E1機が、午後に米空軍の偵察機E8C1機がそれぞれ韓国上空を飛行した。
北朝鮮は21日午前、中部の平安南道から黄海に向け巡航ミサイル2発を発射しており、この動きを事前に把握し、偵察飛行を行ったものとみられる。
北朝鮮がミサイルを発射した21日午前には米海軍の海上哨戒機P8A(ポセイドン)1機が、午後にはE8C1機が韓国の上空を飛行した。22日午前にも偵察機RC135W1機が韓国上空を飛行した。
韓国軍関係者は「米軍の偵察機は韓国上空を定期的に飛行する」とし、「北の巡航ミサイル発射前後に航跡が確認されたのは、事前に兆候を感知したためである可能性が高い」と話した。
yugiri@yna.co.kr